コラム

 公開日: 2016-07-28  最終更新日: 2016-08-01

賞与は少々複雑ですよ

7月から8月にかけて、賞与が支給される会社は
少なくありません。



社会保険の届出や賞与の計算は、
毎月の給与と大きく違うので、担当者は注意が必要ですね。

賞与の届出



社会保険の届出(賞与支払届)を提出するということは、



保険料の対象となり、そして年金額に反映するということなので、
漏れが無いようにしたいものです。



ボーナスとして支給される金銭は、わかりやすいのですが、



金額が少ないので「寸志」や「年末一時金」と称しても、
届出の対象となります。



一方で一時金とはいえ、退職金や恩恵的な結婚祝金などは、
対象とはなりません。



また、資格喪失日(退職日の翌日)が属する月に支給された賞与については、
届出の対象とはならないので、



保険料は控除しないということになります。




賞与の計算は?

 

次に賞与の計算ですが、


賞与では、通勤手当のような所得税の非課税となる手当は
一般的に支給されません。



つまり、賞与額が課税支給額、総支給額と同額となります。



次に健康保険、厚生年金などの社会保険料を計算していきますが、
等級で判断せず、支給額の千円未満を切り捨てた

「標準賞与額」に、

同じ保険料率を乗じて保険料を計算します。



雇用保険料はいつもと全く同じですが、社会保険と違って
総支給額に乗じるので、混乱しないように注意が必要です。



所得税は少し複雑になります。



前月の課税対象額と控除対象扶養親族等の人数を

「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」に当てはめて、
税率(算出率)を求め、



今回の賞与の課税対象額に乗じて算出するというわけです。



後は手取り支給額を計算していくわけですが、



給与計算システム頼りになると、
間違いに気が付かないケースもあるので、


この流れの理解は重要です。

この記事を書いたプロ

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