コラム

 公開日: 2018-04-13 

「天使の一撃」と言われるぎっくり腰について

「天使の一撃」と言われるぎっくり腰について



単に「ぎっくり腰」といっても



色々ありますが、今回は一般的な



「ぎっくり腰」についてのお話しです。



このところ暖かい日が続いて




心もカラダも雪が解けたように



緩んできました。



寒い時は自律神経の交感神経が優位に働き



筋肉は緊張し硬くなって肩こりや腰痛などがあり



動き自体も準備運動をしないと



直ぐには動けない、そんな状態でしたが



暖かくなると自律神経は副交感神経が優位に働き



血流も良くなり筋肉は徐々に緩んできます。



こころも緊張が緩んできて



「あ~春だ!!良い気候になってきた」



とお部屋の模様替えをしたくなったり



外出も増えて来てレジャーやお買い物、お庭の手入れ



スポーツなど体を動かしたくなります。



しかし、片一方で前回のコラムでも書きましたが



寒暖の差が激しい季節でもあります。



数日前の様にかなり冷え込んだ日もやって来ます。



そうなるとカラダはその環境変化について行けなくなり



様々なトラブルがやって来ます。



人間「寒い」と感じると



それをストレスと感じ急に交感神経が緊張し



筋肉が硬くなって動きにくくなります。



でも、春なんで天気が良ければ



色んな事をやってしまいます。



「冬物春物を入れ替えた」



「タンスの位置を動かした」



「ウォーキングを始めた」



「つくしを摘みに行った」



「プランターの花を植え替えた」



寒い間、余り動かしていなかったカラダを



急に動かしたので当然筋肉には疲労が溜まり



血流が悪くなり硬くなって



柔軟性が無くなってしまいます。



本来、筋肉は伸びたり縮んだりして



様々な関節を動かしますので



動きに制限がかかるようになります。



そんな中、



「顔を洗った時にギクッとなった」



「くしゃみをしたらギクッとなった」



「立ち上がろうとした時にギクッとなった」



「床の物を拾おうとしてギクッとなった」



「物を抱えようとした時にギクッとなった」



という風に、カラダをささえている筋肉達が



限界に達して激痛が走ります。



『ぎっくり腰です!!』



「あ~やっちゃったかも」



「やばい?!動くことが出来ない」



「動くと激痛が!!」



この時、自分自身には痛みの恐怖が襲い掛かり



カラダを動かさないように



防御の体制となってしまいます。



そうなるとカラダ中の筋肉たちが



緊張し硬くなってカラダを支えようとします。



こんな状態になった時には



あなたならどうしますか?







先日、うちのデイサービスの利用者さんが



急にカラダを反ったり



ベッドから起き上がろうとすると



激痛が走り顔をゆがめて



「痛い!!」と声を出すようになりました。



あまりにも痛そうにするので



看護スタッフが「内臓反射痛ではないですか?」



と相談に来ました。



他の職員も「だんだん痛みが強くなってきます」



「腰の骨の所が痛がっています」と



心配そうに相談にやってきます。



まず、「痛み」ですが



10で感じる痛みがあるとします。



Aさんはこの痛みを5でしか感じません。



Bさんは20で感じます。



人それぞれ感じ方が違いますので



その方の痛み方でいろいろと判断しがちですが



正直痛みは過剰に反応する方が多く



私も、学生時代、整骨院でバイトしているときなど



患者さんの痛がり方にビビッてしまう事が



大いにありました。



また、関節が脱臼した時など



元の位置に整復する時などかなり痛がりますが



相手の痛がり方にビビッてしまうと



なかなか良い結果になりません。



先ずは冷静に


「どうやって痛くなったか?」


「どこが痛いか?」


「どうすると痛いか?」




など問診をしっかりして



施術に入っていきます。



この時も痛い場所を確認するのは



最小限にして下さい。



正直、位置を確認するだけで



痛い所をあまり触ってはいけません。



この方の場合、カラダを反ると激痛が走り



顔がゆがみます。



歩行時も激痛がはしります。



安静時は痛みはありません。



内臓反射痛の場合は



安静時にも痛みがあり



痛がり方が半端ではありません。



高齢者ですので腰椎圧迫骨折を



疑わなければなりませんが、



痛がる場所や痛がり方からみて



ごく一般的な『ぎっくり腰』と判断。




先ずは膝裏の緊張した筋肉を母指で圧迫したり



掌底でほぐしたりして



筋肉の緊張を取ります。



当然、「痛い!痛い!」と



訴えます。



次に大腿部の前面の筋肉を



ストレッチで弛緩させます。



当然、「痛い!痛い!」と



訴えます。



次に大腿内側部を母指で圧迫したり



掌底でほぐしたりして



筋肉の緊張を取ります。



当然、「痛い!痛い!」と



訴えます。



最後に股関節を緩めます。



イチローも打席に入る前



バッターズサークルで



股関節のストレッチを行いますが



股関節が緩むと



カラダの筋肉が全体的に緩んできます。



これで終了です。



腰が痛いと訴えていましたが



一切、腰には触れません。



「さあ!歩いてみて下さい」



スムーズに歩いています。



「痛いですか?」



「いや痛くない!!」



「それではカラダを反ってみて下さい」



「痛くない!!」



「全然痛くない!!」



その後、その日は一言も「痛い」という



言葉が発せられることはありませんでした。



痛い場所が悪いと考えるのは



普通ですが、



なぜ、そこが痛くなったかが



大事なんです。



特に高齢者は何時、何が起こっても



おかしくありません。



でも「なぜそこが痛くなったか?」を



考えると「筋肉の緊張」が



様々な痛みを誘発しているのは



間違いありません。



その緊張して硬くなった筋肉を



緩めるだけで、痛みは軽減する事が



多くあります。



この数日前も



「足がだんだん痛くなって歩けん」



と訴える利用者さんが



いらっしゃいました。





帰りの時間だったので、



ベッドに座ってもらって



大腿内側部を



触診してみたところ



筋肉がかなり緊張して固くなっていました。



母指で圧迫し筋緊張を取ります。



当然、「痛い!痛い!」と



訴えます。



次に股関節前面を触ると



かなり筋肉が緊張していましたが



数回母指で刺激すると



スーッと緩むのが解りました。



「もう大丈夫!!歩いてみて下さい」



「痛くない!!歩ける!!」



顔も笑顔に変わり



歩いて送迎車に乗り込みました。



一人暮らしだったので



近くに住むご家族に連絡をしたところ



2日前に重いプランターをいくつも運んだ



そうで、筋肉がかなり緊張していたのは



そのせいだった様です。



腰の痛みにしろ足の痛みにしろ



僅か数分の施術で劇的にカラダは



変化し痛みがなくなる事は多々あります。



「色々やって来たけど痛みが取れない」など



何年、何十年の慢性的な痛みも



意外と簡単に取れる事はあります。



痛いから何でもかんでも



安静にしなければならないという



考えは私の中にはありません。



高齢者やアスリートの場合



安静にすれば筋力が低下していきます。



寝たきりや、パフォーマンスの低下が



考えられます。



『ぎっくり腰』もそうです。



当然、椎間板障害や圧迫骨折等は



鑑別しなければなりませんが



チョットした施術で



簡単に楽になるのであれば



それ以上の事はありません。



その後のリハビリの期間も違ってきます。



このリハビリの期間は



凄く大事な事です。



直ぐに正常に復帰させることは



寝たきり予防や競技復帰に



多大な影響を与えます。



その為には「筋肉に疲労をためない事」





だからうちのデイサービスでは、



リハビリ運動だけでなく



必ずマッサージして



使った筋肉をケアしています。



自律神経のバランスを整えています。



カラダの中からも外からもケアして



初めて「元気に」「笑顔に」なります。



使いっぱなしの筋肉は



必ず、カラダに不調を与えます。





この季節、「ぎっくり腰」は多いです。



皆さん、気を付けて下さい!!



皆さんに出来る予防法は



お風呂に毎日浸かって



筋肉内の血流を良くして



疲労を貯めない事です!!





それでは暖かくなった春を



エンジョイしましょう!!







リハビリデイサービスぷらすでは様々なリハビリを行っております。

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